九月の夢にて PRESENTED BY ゆパむ様
その白い部屋には何もありはしなかった。ジョセフ・ジョースターは部屋の中で一人孤独に立ち尽くす。影はなかった。日も、風も。そして彼は自身の体が今より筋肉質で、少し若くなっていることに気がついた。聡いジョセフはその非現実的な状況から理解する。
これは夢だ。
ぼんやりと部屋の空間を見つめ、そのまま、ゆっくり瞼を閉じた。夢ならすぐに覚めるだろう。ジョセフはそう考えたのだ。それにその予想は正解だった。しばらく瞼を閉じていると意識は自身から離れていき、気が付けば仕事場のデスクの上で目を覚ました。
朝の光がジョセフを目覚めさせる。仕事が忙しく昨日は帰れなかったことを覚醒してきた頭でしだいに理解した。うー
2015年09月01日 22:35
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